スポンサーリンク

全国百貨店売上高(2024年8月)大阪地区(709億円/月)前年比+7.8%、横浜地区(241億円/月)は+0.3%と低迷

(当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。)

阪急うめだ本店(大阪市)

日本百貨店協会が発表した2024年8月の全国百貨店売上高は、全国で4,035億円で、前年比+3.9%の増加となった。

(数字については、当ブログで独自試算したものも含まれます)

百貨店売上高(2024年8月)
地区 2024年8月売上高(月間) 対前年比
全国 4,035億円 +3.9%
東京 1,211億円 +6.6%
大阪 709億円 +7.8%
名古屋 282億円 +4.5%
横浜 241億円 +0.3%
京都 186億円 +5.7%
福岡 181億円 +6.4%
札幌 123億円 +11.8%
神戸 108億円 +4.3%
広島 58億円 -17.2%
仙台 50億円 +1.9%

地区別では、東京1,211億円(前年比+6.6%)、大阪709億円(前年比+7.8%)で、大阪地区が増加率で東京地区を上回った。

横浜地区は241億円(前年比+0.3%)と全国平均の増加率+3.9%よりも低く、また月間売上高241億円は大阪地区709億円の3分の1以下と横浜地区の低迷が際立っている。

札幌地区はリニューアル効果とインバウンド効果で売上高123億円(前年比+11.8%)と増加率は全国一位だった。

8月の京都は猛暑でインバウンド客が減少し、比較的涼しい札幌にインバウンド客が集中しているのかもしれない。実際、2024年8月の新千歳空港の国際線利用者数は前年比17.5%(328,101人)と増加している。

 

免税売上高が急増

全国百貨店の2024年8月の免税売上高は463億円(前年比+45.7%)で、8月単月として過去最高を記録した。

 

コメント
横浜には「横浜高島屋」と「そごう横浜店」があるが、2023年に外資系ファンドが「そごう」を買収したことが売上低迷の原因かもしれない。
最近は、共働き世帯が増加し、東京への通勤に便利な川崎市の人口が急増している。しかし、横浜市は川崎よりも東京から遠いため、人口が減少している。これが横浜の百貨店売上高の増加率が+0.3%と低迷している原因かもしれない。
  • 横浜市の人口3,770,960人(2024年9月1日:前年同月比-1,480人)
  • 川崎市の人口1,551,694人(2024年9月1日:前年同月比+6,113人)
error: Content is protected !!