震源周辺の活断層「ずれやすく」…東北大教授https://t.co/75NAw7pnu2#科学・IT
— 読売新聞YOL (@Yomiuri_Online) 2018年6月23日
2018年6月18日に発生した大阪北部地震の影響で、震源周辺の活断層が以前に比べるとずれやすい状態になったとする解析結果を、遠田晋次・東北大教授(地震地質学)がまとめた。
- 上町断層帯 (南北42km)- 断層がすれやすい状態になった
- 有馬-高槻断層帯(東西55km)- 断層がすれやすい状態になった
- 生駒断層帯(南北38km)-一部で力が加わった可能性がある
コメント
近畿地方の地震は「海洋プレート型地震」と「内陸断層型地震」の2つのパターンがある。
阪神淡路大震災(1995年 M7.3)、大阪北部地震(2018年 M6.1)はいずれも「内陸断層型地震」となる。
将来、発生が予想される「南海トラフ地震」は「海洋プレート型地震」で2018年6月18日の「大阪北部地震」は「内陸断層型地震」なので、直接の影響はないとされる。
むしろ、今後は、上町断層帯 (南北42km)と 有馬-高槻断層帯(東西55km)が動く可能性が懸念される。
「断層が動く、ずれる」=地震が発生することを意味する。
特に、「上町断層帯 (南北42km)」は大阪の中心地を南北に走っており、この断層が動く(地震が発生する)と大きな影響がある。
大阪北部地震の震源地と断層
大阪府北部で発生した震度6弱の地震について、梅田康弘・京都大名誉教授は「有馬高槻断層の南端と上町断層の北端がクロスするあたりが震源と思われる」
引用 産経新聞 https://www.sankei.com/west/news/180618/wst1806180015-n1.html