2020年6月5日奈良公園内に世界的建築家「隈研吾」氏がデザインした高級ホテル「ふふ奈良」が開業した。
客室数は30室、客室面積は全室70㎡以上で世界的に注目されている「スモールラグジュアリーホテル(SLH)」というカテゴリーのホテルで、うち2室は客室面積120㎡の「ふふラグジュアリープレミアムスイート」となる。
奈良は京都のようにホテルを大量建設するのではなく、「高級路線」のスモールラグジュアリーホテルを中心に建設し「オーバーツーリズム問題」を解決しようとしているのかもしれない。
宿泊料金は1室(2名)1泊70,000円~180,000円程度となる。
奈良県産の「吉野杉」を使用しており、奈良の魅力を発信するホテルとも言える。また「宮城俊作」氏が担当した「庭園」デザインも注目される。
スキーム
奈良県が所有する高畑町裁判所跡地に民間提案施設を建設・運営する事業で、ヒューリックの子会社「ヒューリックふふ(株)」が運営を担当する。
名称 | ふふ奈良 |
所在地 | 奈良市高畑町1184-1 |
用途 | ホテル |
敷地面積 | 約13,000㎡ |
延床面積 | 約4,500㎡ |
客室数 | 30室 |
付属施設 | レストラン1か所・スパ1か所 |
階数 | 地上2階 |
構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造 |
設計 | 隈研吾建築都市設計事務所・淺沼組 |
施工 | 淺沼組 |
開業 | 2020年6月5日 |
アクセス