阪急電鉄は、同社初となる座席指定サービス「PRiVACE(プライベース)」を2024年夏に京都線に導入する。
阪急京都線の新型特急車両2300系及び現行の9300系の一部車両の大阪方から4両目に座席指定サービス「PRiVACE(プライベース)」を設定する。
「PRiVACE(プライベース)」車両は1両で、座席は40席、片側1枚扉となる。
2024年夏の導入当初は1時間あたり2~3本でサービスを始め、順次編成を増備し、2025年頃には1時間あたり4~6本に拡大する予定。
なお、本座席指定サービスは、専用のWEBサイトから予約して利用する。
室内デッキのイメージ
座席の色はオリーブで、横2席+1席の配列と予想される。
外観イメージ
新型特急車両2300系の外観イメージ
PRiVACE(プライベース)概要
サービス名 | PRiVACE(プライベース) |
区間 | 京都線(大阪梅田駅~京都河原町駅) |
路線長 | 47.7km |
所要時間 | 42分 |
料金 | 運賃とは別に、座席指定料金が必要 |
導入時期 | 2024年夏 |
列車種別 | 京都線の特急系列車 (特急・通勤特急・準特急) |
列車形式 | 新型特急車両2300系及び現行の9300系の一部車両 |
停車駅 | 大阪梅田駅(特急〇・通勤特急〇・準特急〇) 十三駅(特急〇・通勤特急〇・準特急〇) 淡路駅(特急〇・通勤特急×・準特急〇) 茨木市駅(特急〇・通勤特急〇・準特急〇) 高槻市駅(特急〇・通勤特急〇・準特急〇) 長岡天神駅(特急〇・通勤特急〇・準特急〇) 桂駅(特急〇・通勤特急〇・準特急〇) 西院駅駅(特急×・通勤特急〇・準特急〇) 大宮駅駅(特急×・通勤特急〇・準特急〇) 烏丸駅(特急〇・通勤特急〇・準特急〇) 京都河原町駅(特急〇・通勤特急〇・準特急〇) |
運行本数 | 2024年夏の導入当初は1時間あたり2~3本 2025年頃には1時間あたり4~6本 |
車両数 | 1編成で1車両のみ有料指定席を設定 (大阪方から4両目) |
座席数 | 40座席 |
座席配列 | 横2席+1席(予想) |
扉枚数 | 片側1枚扉 |
予約方法 | 専用のWEBサイトから予約 |
設備 | 全席に電源コンセントを設置 Wi-Fi環境を整備 リクライニグ可能 |
当ブログの予想
車内のイメージ
座席指定料金
阪急電車「大阪梅田駅」~「京都河原町駅」の運賃は片道410円。
当ブログでは、座席指定料金は500円程度と予想している。
京阪電車プレミアムカー料金は、淀屋橋=出町柳で500円なので、同料金になるのではないか?
京阪電車「プレミアムカー」のシート
シート
阪急電車の座席指定サービス「PRiVACE(プライベース)」のシートは、京阪電車「プレミアムカー」のシートと形状が似ている。
したがって、近鉄特急「ひのとり」のような「バックシェル」ではなく、一般的な座席でリクライニグすると後席に倒れる仕様と予想される。
近鉄特急「ひのとり」のレギュラーシート
予約方法
座席指定券発売機の設置に関する報道はないので、当面は「ネット予約」のみと予想される。
専属アテンダント
現在のところ、専属アテンダントに関する報道はないので、当面は専属アテンダントは添乗しないと予想される。
普通車両と同じ「マルーン色」なので、乗り間違いが発生するのではないか?
今後、何らかの変更があるかもしれない。
また、片側1枚扉なので、十三駅ではホームドアの中央だけ開閉すると予想される。