
三井不動産は、神奈川県・箱根町小涌谷で新たなラグジュアリーホテル 「HOTEL THE MITSUI HAKONE(ホテル ザ 三井 箱根)」 を2026年秋に開業します。
京都で高い評価を受けた「HOTEL THE MITSUI KYOTO」に続く、ブランド第2号となります。
2020年の京都開業以来、世界的評価を獲得してきた「HOTEL THE MITSUI」ブランドが、次に選んだ舞台は“日本を代表する温泉地・箱根”。
豊かな自然、源泉掛け流しの温泉、そして静謐な森の中で過ごす贅沢な時間──
三井不動産が掲げる「日本の美しさを世界へ」というブランド理念が、再び具現化されようとしています。
アクセスは、箱根登山鉄道「小涌谷駅」徒歩2分。
地図
開業予定地は、箱根・小涌谷エリア。
約13万5,000㎡(東京ドーム約3個分)におよぶ広大な森と渓谷の中に位置し、敷地内から湧き出す 自家源泉の天然温泉 をすべての客室に引き込む設計が特徴です。
全126室の客室は、平均60㎡というゆとりある空間構成。
ヴィラやプレジデンシャルスイートなど、プライベート性を重視したタイプも用意されます。
また、温泉・スパ施設「サーマルスプリング」や、レストラン、バー、フィットネス、イベントスペースなど、滞在型リゾートとしての設備も充実。
“森に抱かれるような癒やしと静けさ”をコンセプトに、箱根の四季を五感で感じる設計が施されます。
インテリアデザインは、カナダとニューヨークを拠点に活躍する国際的デザイン事務所 Yabu Pushelberg(ヤブ・プシェルバーグ) が担当。
「時を超えて愛される日本の美」をテーマに、伝統とモダンを融合した空間を創出します。
建築デザインには日本の建築家チームが参画し、木・石・土など自然素材を用いた落ち着きのある設計に。
自然と建築が一体となるようなランドスケープデザインも取り入れられ、滞在そのものが“自然体験”となることを目指しています。
運営は、マリオット・インターナショナルの高級ブランド 「The Luxury Collection(ザ・ラグジュアリーコレクション)」 が担当します。
京都の「HOTEL THE MITSUI KYOTO」と同様、国内外の富裕層旅行者をターゲットにしたグローバル展開が想定されています。
「The Luxury Collection」は、世界中の“その土地ならではの魅力”を体験できるホテルブランドとして知られ、今回の箱根プロジェクトもその哲学に沿うもの。
三井不動産とマリオットの協業により、「日本の自然美と伝統文化を世界へ発信する新たな拠点」が誕生することになります。
2020年に開業した「HOTEL THE MITSUI KYOTO」は、フォーブストラベルガイド「5つ星」、ミシュランガイド「3ミシュランキー」など、国内外で高い評価を受けています。
京都では「日本の伝統と現代の美学の融合」をテーマにしていましたが、今回の箱根では「自然との共生」「温泉文化の再定義」がキーワード。
人工的な装飾ではなく、自然そのものを“最高のラグジュアリー”と捉える姿勢が感じられます。
静寂な森の中で温泉に浸かり、四季の風を感じながら過ごす─
それは、これまでのラグジュアリーホテルとは異なる「自然回帰型の贅沢」と言えるでしょう。

| 施設名 | HOTEL THE MITSUI HAKONE |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷字箕作沢450番1他(地番) |
| 敷地面積 | 約135,500㎡ |
| 延床面積 | 約23,600㎡ |
| 構造 | 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造・木造) |
| 階数 | 地上3階・地下2階 |
| 客室数 | 126室(平均面積約60㎡) |
| 客室タイプ | ヴィラ(100㎡超) プレジデンシャルスイート(240㎡超) |
| 開業予定 | 2026年秋 |
| 運営 | 三井不動産リゾートマネジメント株式会社 |
| 設計・施工 | 株式会社竹中工務店 |
| アクセス | 箱根登山鉄道「小涌谷駅」徒歩2分 |
