2018年12月撮影
近畿産業信用組合は、大阪市中央区北浜に「新本店」を建設しており、2019年1月に竣工し、2019年3月に開業した。
建物の規模は、地上18階建・高さ77.90m・延床面積は約1万㎡で、設計は大成建設、施工は大成建設・長谷工コーポレーションが担当した。
アクセスは、大阪メトロ堺筋線「北浜駅」から徒歩3分。
地図
近畿産業信用組合新本店 物件概要
名称 | 近畿産業信用組合 新本店 |
所在地 | 大阪市中央区淡路町2丁目 |
用途 | 事務所 |
敷地面積 | 1,134.39㎡ |
建築面積 | 656.49㎡ |
延床面積 | 9,858.65㎡ |
構造 | 鉄骨造(一部SRC) |
階数 | 地上18階/地下1階 |
高さ | 77.90m |
建築主 | 近畿産業信用組合 新本店 |
設計 | 大成建設 |
施工 | 大成建設・長谷工コーポレーション |
着工 | 2017年3月31日 |
竣工 | 2019年1月31日 |
建設予定地には、それほど高い建物はないので、高さ約78mでも、存在感のあるビルになりそうだ。
堺筋は歩道の幅が御堂筋と比べて狭く歩きにくい。しかし、本物件は歩道との境から約5.2mセットバックし、植栽も計画されているので、視覚的に歩きやすくなると思われる。
現地配置図
上の配置図に「船場建築線」と記載されている。これは、大阪市中心部の道路幅員を10m、または12m以上とする「道路境界線」で、大阪市中心部(船場地区)独特の規制。
「ダブルスキン」構造
外壁の外側に、建物全体を包み込むようにガラス(当ブログの推定)が設置される「ダブルスキン」構造となっている。
この「ダブルスキン構造」は、遮熱、遮音、自然換気等の効果があり、シンボリックな外観を演出する。
現地完成予想図を撮影
低層階の様子
1階部分は、ダブルスキンの「ガラス」は設置されていないようだ。