ダイヤモンド・オンラインは、神戸空港にも就航しているFDA(フジドリームエアラインズ)の親会社「鈴与」の鈴木与平会長が「大赤字の航空事業の切り離しもありえる」と発言したとの記事を掲載している。
引用・参照 https://diamond.jp/articles/-/248394
大赤字の航空事業を鈴与グループ全体で乗り切る
- 無料記事の範囲内だが、最終的には「鈴与グループ全体で航空事業を支える」ようだ。
- 一見「切り離し」と「グループ全体で乗り切る」は矛盾しているように思える。
- FDAの利用率は2020年7月で30%~40%と思われる。
鈴与 概要
会社名 | 鈴与 |
創業 | 1801年 |
設立 | 1936年 |
資本金 | 10億円 |
従業員数 | 1,166人 |
売上高 | 1,353億円(4,000億円グループ全体) |
事業 | 港湾運送 |
海上運送 | |
自動車運送 | |
倉庫業 | |
所在地 | 静岡市清水区 |
鈴与は、海運、陸運事業を行っているが、2009年の静岡空港開港に合わせ2008年にFDA(フジドリームエアラインズ)を設立した。
航空事業参入により、鈴与は陸・海・空の3つの事業を行うことになった。
もしかしたら、FDAをグループか切り離し、他社の資本参加などにより、航空事業を立て直すのかもしれない。
他社が「FDA」に資本参加すれば、「鈴与」の持ち株比率が低下するので、それを「切り離し」と表現しているのかもしれない。