神戸の有名菓子店の事業停止の報道を受け、過去に書いた記事
「イグレック・プリュス」と「御影高杉」閉店、神戸スイーツが不振な理由
へのアクセスが増加した。
最近、京都に行ってきたが、「神戸」と「京都」は大きな差があると感じた。
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どの都市でも「いい面と悪い面」がある。
当ブログでも「神戸のいい面と悪い面」を書いている。
そうすると、頭のおかしい神戸人がSNSで当ブログに絡んでくる。
量的に、神戸の悪い面が多いかもしれない。
しかし、それは、神戸経済が衰退、人口減少、インバウンドの素通りと、「神戸の実態が悪い」からに過ぎない。
神戸ブロガーさんは、神戸の中心市街地の10階建くらいのビルが2階建てのカフェに再開発されるのを「階高が高いから3階相当」と好評価しているようだ。
しかし、京都や大阪を比較すると、神戸の経済状態はかなり最悪と言っていいほどに悪い。
こう書くと「神戸は神戸、他と比較する必要はない」と神戸人は言うだろう。
だが、現実には、神戸の有名菓子店が事業停止し、神戸は人口減少している。
このまま、神戸の不都合な現実から目を背けるのか?それとも、京都や大阪を見習うのかは神戸人次第だ。
当ブログは、神戸の実態をニュートラルに書いている。それは、微力ながら「神戸へのアドバイス」のつもりだ。
テレビでは、「神戸人は毎日ケーキを買って食後に食べる」と放送しているが、そんな神戸人は1%もいない。
テレビのミスリードで間違った神戸のイメージに基づいて、店舗拡大し、それが、神戸企業の事業停止につながっているのではないか?
神戸について、「いい面」だけを過大に放送することは、逆に神戸をだめにしている。
神戸について、「悪い面」も放送するのが、神戸に対しての本当の愛情だ。
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京都駅周辺のホテル開発
ホテル名 | 客室数 | 開業時期 |
ダイワロイヤルホテルグランデ京都 | 272 | 2018 |
ホテル京阪京都八条口 | 234 | 2018 |
京都八条口計画 | 40 | 2019 |
ダイワロイネット京都八条東口 | 179 | 2019 |
ザ・サウザンド キョウト | 222 | 2019 |
変なホテル京都 | 98 | 2019 |
京都ロイヤルツインズ | 219 | 2019 |
三井がーでんホテル京都駅前 | 136 | 2019 |
アパホテル京都駅東 | 400 | 2019 |
ヴァアイン(八条口) | 470 | 2019 |
ヴィスキオ京都 | 423 | 2019 |
三交イン京都八条口 | 136 | 2019 |
JA京都ホテル | 267 | 2020 |
京都七条ホテル計画 | 472 | 2020 |
ホテル京阪 京都駅南 | 200 | 2020 |
合計 | 3768 |
京都駅周辺だけでも2020年までに、15軒 3,768室のホテルが開業する。
京都のホテルは2名用のツインルームが多いので平均宿泊人数1.5人で試算すると、京都駅周辺だけで、年間200万人の宿泊人数が増加する。
京都市内全体では、年間500万人~600万人の宿泊客が増加する。
現在、京都はホテル不足で、大阪に宿泊し、京都に日帰り観光する観光客が多い。
その結果、大阪のホテルは満室状態となり、大阪にも宿泊できない出張客が神戸のホテルに宿泊している。
つまり、現在の神戸のホテルの建設ラッシュは、神戸への宿泊需要が多いのではなく、京都や大阪の需要が流れている「仮需要」が原因だ。
当然、京都や大阪でホテルが大量開業すると、神戸のホテルに宿泊する人が減少する。
そうなると、今後、神戸のホテルの稼働率が低下する可能性がある。
したがって、神戸は2020年までに、神戸への宿泊需要を創出しなければならないのが、神戸人は「大阪や京都には及ばないが、神戸もホテル建設ラッシュ」で満足しているようだ。
これでは、2020年頃には、神戸のホテルは余剰となり、それがさらなる神戸経済の悪化、人口減少につながる可能性がある。