2021年4月、関西学院大学神戸三田キャンパス(兵庫県三田市)に建築学部が新設され、第1期生130人が入学した。
神戸三田キャンパスの総合政策学部の都市政策学科の建築士プログラムを発展させたのが建築学部で、建築学だけなく、都市デザインや都市計画まで幅広く学べる。
また、第1期生が卒業する2025年には大学院の創設も構想されている。
関西の有名私立4大学「関関同立(関西大、関西学院大、同志社大、立命館大)」では初の建築学部設立となる。
関関同立の中では同志社大が頭一つ抜け、関関立が第2グループを形成するようになっている。さらに「産近甲龍(京産大、近畿大学、甲南大、龍谷大)」のトップ近畿大学が人気となっており、関西学院と言えども、安泰とは言えない状態になっていることが、新学部設立の背景にあるのかもしれない。
関西学院大学理工学部(神戸三田キャンパス)は、2021年4月に「理学部」「工学部」「生命環境学部」「建築学部」の4学部に再編された。
これにより神戸三田キャンパスは、理系4学部と総合政策学部の文系1学部の合計5学部体制となった。
関西学院大学(神戸三田キャンパス)建築学部 概要
- 所在地 兵庫県三田市学園2丁目1番地(神戸三田キャンパス)
- 開設 2021年4月
- 入学定員 132名
- 講義・学問 建築デザイン、インテリアデザイン、都市デザイン、まちづくり、コミュニティデザイン、スマートシティ、景観デザイン、都市・建築防災 など
- アクセス JR「新三田駅」から神姫バス15分
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