新NISAの投資枠1,800万円だが年間投資枠は360万円なので、枠に入らない資金を特定口座(課税)で運用していた。
昨年は「2025年に米国連邦準備制度理事会(FRB)は4回利下げする」というシナリオから米国株式は上昇してきた。
しかし、アメリカのインフレ再燃懸念から「2025年の利下げは1回」との予想もでてきた。
そのため、PER23倍という割高な米国株が下落し、それにつられて日経平均株価も下落する可能性があると思う。
上記理由から2024年12月に日経平均株価が4万円を一時突破した段階で特定口座の保有株の大半を売却した。
外貨MMFにも投資していたが、為替スプレッドが1ドルで片道50銭(往復1円)と非常に高かった。50銭って安いように思えるが、1万ドル(150万円)で売買すると為替スプレッドは往復1万円になる。
しかし、FX(外国為替証拠金取引)は、1万ドル(150万円)で売買しても往復0.4銭(40円)と安い。
FXではリスクを少なくしたいので、1,000ドル単位(約15万円)でトレードしたかった。
しかし、1,000ドルで5pips(5銭)の利益は50円となる。
例えば、午後9時から午前1時までの4時間に20回トレードしても1,000円なので、FXをトレードする時間と手間を考えると効率が悪い。
松井証券の「MATSUI FX」では、「自動売買(リピート式)」が使えるので、1,000ドル単位でも効率的にトレードができると思った。
実際は、自動売買の設定では「益出し幅」が10pips(10銭)以上なので、2~3pipsで利益確定するために、手動で決済することも多かった。
それでも、自動売買と手動(裁量取引)を併用することで、トレードの手間や時間は格段に少なくなった。
松井証券(MATSUI FX)の自動売買は、AIが自動的に判断してトレードするのではなく、ユーザーが買値(指値・逆指値)や利益確定の値幅を設定する。
運用中は何度でも自動的にリピートして注文発注されるので、ユーザーが常時監視する必要はない。
ただ、自動売買のレンジ(例えば155円~160円)などいくつかの項目を設定する必要がある。
また、最大100件の注文まで出せるので、1注文1,000ドルとしても全部約定すると10万ドル(約1500万円)になる。
初心者としては10万ドルは大きいと思うので、注文件数は10件(合計1万ドル・150万円)程度から始めるといいと思う。
自動売買の設定画面
注文値幅とは、例えば50pips(銭)なら、レンジ(例えば155円~160円)の範囲内で、50pips(銭)毎に指値(または逆指値)を出せる。
但し、注文値幅(益出し値幅)は10pips(銭)以上しか設定できない。
もちろん、約定した後の利益確定の指値注文は手動で変更も可能で、成行注文ならば「ワンクリック」で変更できる。
複数の自動売買を設定できるので、下がれば「買い指値」、上がれば「売り指値」の注文を別々に出すことができる。
1,000ドルの必要証拠金は約6,300円、年間のドル円の変動幅は20円程度なので1,000ドル×20円=2万円の余裕があればいいと思う。
1,000ドルでトレードするなら、2万6300円程度から始めると余裕があると思う。
1,000ドルでトレードして、10pips(10銭)の幅で利益確定すると100円になる。
1日数時間で10回トレードして全勝して1,000円なので、慣れてくると1,000ドル×3=3,000ドルくらいでトレードすることになると思う。
そうすると、必要証拠金は約6,300円×3=約18,900円、年間のドル円の変動幅は20円程度なので3,000ドル×20円=6万円の余裕資金と合計約8万円くらいになるのではないか?
個人的な感想では、1,000ドル単位で月間10日間トレードするとして、月間1万円くらいは期待できると思う。
FXピラミッティングという手法をマスターすれば、1,000単位でトレードしても月間3万円~5万円も可能かもしれない。
ちなみに、当ブログ管理人は将来的に1万ドル単位で取引することも想定して松井FXに100万円を入金してトレードしています。