2023年4月(筆者撮影)
「三井アウトレットパーク大阪鶴見」は2023年3月12日に閉店し、門真市に移転し「三井アウトレットパーク大阪門真」として2023年4月17日にグランドオープンした。
ちなみに、新店舗「三井アウトレットパーク大阪門真」の店舗数は98店舗で、旧店舗「三井アウトレットパーク大阪鶴見」の約60店舗から約1.5倍となった。
地図
鶴見はなぽ〜とブロッサム 概要
建物名称 | 鶴見はなぽ〜とブロッサム |
所在地 | 大阪市鶴見区茨田大宮2-7-70 |
敷地面積 | 25,915㎡ |
商業施設面積 | 9,350㎡ |
店舗数 | 56店舗(閉店時) |
開業日 | 1995年3月16日 |
アウトレット閉店日 | 2023年3月12日 |
土地所有者 | 大阪市 |
建物所有者 | ・第三セクター「大阪鶴見フラワーセンター」(地下1階~2階・3階の一部)
・朝日生命(3階~5階) |
アクセス | 大阪メトロ「門真南駅」徒歩6分 |
三井アウトレットパーク大阪鶴見
三井アウトレットパーク大阪鶴見は、1995年3月16日、三井不動産初のアウトレットパークとして「鶴見はなぽ〜とブロッサム “ブロッサム”アウトレット」の名称で開業した。
土地は大阪市が所有し、複合施設「鶴見はなぽ〜とブロッサム」の地下1階~2階(3階の一部)は第三セクター「大阪鶴見フラワーセンター」が区分所有し「鶴見花き地方卸売市場」が引き続き入居している。
「三井アウトレットパーク大阪鶴見」は、複合施設「鶴見はなぽ〜とブロッサム」の3階~5階に入居していた。
この部分は朝日生命(東京)が区分所有しているが、今後、区分所有権を譲渡する方針と見られる。
したがって、三井不動産が再び同じ場所に商業施設を開業する可能性は低い。
そもそも、建物の形状が花をモチーフにした独特のもので、施設の改修が難しく使い勝手も悪い。
当ブログ考察
本施設は、アウトレットモールのイメージが強いので、やはりアウトレットモールとして利用する方がいいと思う。
しかし、規模が小さいので、特定の分野に特化したアウトレットモールがいいのではないか?
東和薬品ラクタブドーム(なみはやドーム)
例えば、近隣の「東和薬品ラクタブドーム(なみはやドーム)」ではスケートの国際大会も開催されているので、「スポーツ用品」に特化した「アウトレットモール」などがいいのではないか?
「ノリタケのアウトレット」があればうれしい
ノリタケの森「ノリタケスクエア名古屋」(筆者2022年12月撮影)
スポーツ用品以外ならば、大阪にないアウトレットモールが出店してくれればいいと思う。
例えば名古屋のノリタケの森の「ノリタケスクエア名古屋」には「アウトレット・コーナー」もあるので、同様の店舗があれば、訪日外国人にも喜ばれるのではないか?
また、陶器製の花器もあるので、「鶴見はなぽ〜とブロッサム」と関連性があると言えるかもしれない。
2029年モノレール延伸
2029年に大阪モノレールが約8.9km延伸開業する予定で、本施設の近隣に「(仮称)門真南駅」が開業する。
新駅が開業すると、京阪電車、JR片町線(学研都市線)、近鉄線と接続することになり、交通アクセスが大幅に改善される。
したがって、当面は、専門性の高いアウトレットモールとして利用しながら、全面的な建替を検討するのではないか?
敷地面積は25,915㎡なので、容積率200%とすると延床面積5万㎡、容積率400%ならば延床面積10万㎡の可能性もある。
また、一般的にドームの周辺にホテルが建設されることが多い。
本施設も「商業施設とホテルの複合施設」に建替えられる可能性もあるのではないか?
門真南駅(仮称 新駅)
出典 大阪府