奈良―名古屋の直通列車「急行かすが」復活か?2024年秋に実証運行 三重県、JR西日本

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三重県、伊賀、亀山市、JR西日本の4者は、JR関西線経由で奈良と名古屋を結ぶ直通列車を2024年秋、18年ぶり実証運行として復活させる調整に入った。

ちなみに奈良―名古屋の直通列車「急行かすが」は2006年に廃止された。

 

JR関西線

JR関西線は大阪・難波と名古屋を最短で結ぶ路線で営業距離約175km、1899年に全線が開業した。

国鉄民営化により、加茂駅(京都府)=亀山駅(三重県)はJR西日本エリア、亀山駅(三重県)=名古屋駅はJR東海エリアとなった。

しかし、1964年の東海道新幹線開業や近鉄線の高速化などにより、利用者が年々減少している。

また、加茂駅(京都府)=亀山駅(三重県)の区間61kmは単線・非電化区間で、奈良=名古屋間の直通運転がしにくく、利用者の減少の原因になっている。

JR西日本が2023年11月に公表した関西線の亀山―加茂(京都府木津川市)間の収支状況(2020〜2022年度平均)は、100円の運輸収入を得るための経費(営業係数)が1046円で、年間の営業損益は16億円の赤字でだった。

将来、リニア新幹線(新大阪=名古屋)が開通すると平行在来線となる関西線について、沿線自治体が出資する第三セクターに業務が引き継がれる可能性があり、三重県としても関西線の営業収益の改善が課題となっている。

 

実証運行 概要

計画名 仮・奈良―名古屋の直通列車実証運行
区間 JR奈良駅=JR名古屋
区間距離 133.9km
所要時間 2時間10分(急行かすが:キハ75型気動車)
実証期間 2日
事業者 三重県、伊賀、亀山市、JR西日本・(JR東海予定)
実施時期 2024年秋
使用車両 気動車(予想:HC45など)
編成数 2両編成(予想)

コメント

JR東海にとっては、加茂駅(京都府)=亀山駅(三重県)はエリア外のため、関心がまったくない。

JR東海は新幹線(将来的にはリニア新幹線)に利用者を誘導する経営方針なので、実証試験についても消極的と思われる。

結局、奈良=名古屋の直通運転はJR東海の協力が得られず、実現しないと思う。

その結果、リニア新幹線(新大阪=名古屋)が開通すると、加茂駅(京都府)=亀山駅(三重県)は沿線自治体が出資する第三セクターに経営が引き継がれる可能性がある。

しかし、年間16億円の営業赤字なので、鉄道路線は廃止されバス専用道路に転換して運行される可能性もあると思う。

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