NAKANOサンプラザシティ(完成予想図)
東京都中野区、野村不動産(代表事業者)、東急不動産、住友商事、ヒューリック、JR東日本は、「中野サンプラザ」を建て替える計画だが、総事業費2,639億円(周辺を含め4,000億円)が900億円超、増加することから、2029年度末の完成が困難になっている。
「中野サンプラザ」は2023年7月2日に閉館しており、当初予定では、2024年頃解体・2029年度末に竣工するはずだった。
- 中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業
- 新施設の敷地(街区)全体は「NAKANOサンプラザシティ」
- 新ホール名は「NAKANOサンプラザ」
建物の規模は、地上61階建・高さ262m(建築基準法では高さ250m)・敷地面積2.3万㎡・延床面積約30万㎡で、総事業費2,639億円(周辺を含め4,000億円)となる。
ホール(着席5,000席・最大7,000人収容)、オフィス、住宅、商業、ホテルが入居する。
オフィスが4割、住宅が4割、残る2割をホールも含めた商業施設とする計画。
ちなみに旧「中野サンプラザ」は1973年に全国勤労青少年会館として開館、収容人員は2,222人。
2022年12月現在、中野区は430億円(総事業費の約2割)の補助金を負担するが、今後増加する予定。
一部では、東京都庁(地上48階・高さ243m:新宿)の高さを超えるために、地上61階・高さ262m(建築基準法では高さ250m)という大規模な計画を進めたと見る向きもある。
出典 東京都中野区
出典 東京都中野区
出典 東京都中野区
土地区画整理事業(5.2ha)と第一種市街地再開発事業(個人施行)を一体的に施工
NAKANOサンプラザシティ 物件概要
施設名称 | NAKANOサンプラザシティ |
事業名称 | 中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業 |
所在地 | 東京都中野区中野 4丁目 2-47 他 |
用途 | ホール(着席5,000席・最大7,000人収容)
オフィス 住宅 商業 ホテル |
施行予定区域面積 | 約23,456㎡ |
建築面積 | 約19,000㎡ |
延床面積 | 約298,000㎡ |
高さ | 約262m(建築基準法では高さ250m) |
階数 | 地上61階建 |
代表事業者 | 野村不動産 |
構成事業者(施工予定者) | 東急不動産
住友商事 ヒューリック JR東日本 |
構成事業者(協力事業者) | ・清水建設株式会社 ・日本郵政不動産株式会社 ・株式会社日本設計 ・株式会社電通 ・株式会社ジェイアール東日本ビルディング ・野村不動産ホテルズ株式会社 ・野村不動産パートナーズ株式会社 ・東急コミュニティー株式会社 ・リージョンワークス合同会社 |
竣工 | 2029年度末 |
総事業費 | 2,639億円(周辺を含め4,000億円)
(2024年9月:本体建設費が900億円超増加との報道) |
アクセス | JR 中央線・総武線・東西線「中野駅」徒歩1分 |
地図