
2024年1月撮影
大阪市中央区難波四丁目に位置していた「難波フロントビル」の解体工事が、すでに完了しています。
当初の解体完了予定は2025年3月でしたが、計画どおり工事は終了したようです。

位置図の15番
2031年春に開業予定の「なにわ筋線」南海(仮称)新難波駅の北側に近接していることから、同駅整備に伴う用地確保・周辺整備の一環として解体された可能性が高いと推定されます。

2025年12月撮影
「難波フロントビル」は、南海電気鉄道株式会社が2020年6月17日に信託受益権を取得したオフィスビルで、1992年に竣工しました。
敷地面積は約971㎡、建物規模は地上11階建、延床面積は約10,300㎡と、難波エリアでは比較的大型のオフィスビルでした。
立地は、なにわ筋線「南海(仮称)新難波駅」の北側にあたり、将来的な交通利便性の向上が見込まれるエリアです。
なお、解体工事の注文者は南海電気鉄道、施工を担当した事業者は大林組でした。
現地に掲示されていた労災保険関係成立票の期限は2025年3月31日で、解体工事はこの時期頃までに完了したと思われます。
旧「難波フロントビル」
| 施設名 | 難波フロントビル |
|---|---|
| 所在地 | 大阪市中央区難波4丁目7-14 |
| 用途 | オフィス |
| 敷地面積 | 約971㎡ |
| 賃貸面積 | 6,460㎡ |
| 延床面積 | 約10,300㎡ |
| 階数 | 地上11階・地下2階 |
| 信託受益権者 | 南海電気鉄道株式会社(2020年5月取得) |
| 竣工 | 1992年3月 |
| 解体完了 | 2025年3月 |
| アクセス | 大阪メトロ御堂筋線「なんば」駅 徒歩約1分 |
