2022年大分空港がアジア初の宇宙港になる ボーイング747に「人工衛星搭載ロケット」を吊り下げ、上空で切り離し・打ち上げ【水平離着陸・宇宙港】

出典 大分県

ヴァージン・オービット社(アメリカ Virgin Orbit)は、大分県の「大分空港」から2022年にも、ボーイング747型機を利用し、重さ500kgまでの小型人工衛星を打ち上げる。

実現すれば、大分空港はアジア初の宇宙港(スペースポート)となる見通し。

出典 大分県(南から撮影したと思われる)
名称大分空港
所在地大分県国東市安岐町下原13
面積148ha
標高5.1m
滑走路3,000m × 45m
運用時間7:30~22:30(15時間)
ILSカテゴリーⅠ
エプロン11スポット(大型ジェット機用4スポット、中型ジェット機用1スポット、小型ジュット機用4スポット、小型航空機用2スポット)
単車輪荷重43t
管理(設置者)国管理空港(設置者 国土交通大臣)
供用開始1971年10月16日
滑走路方向ほぼ南北方向
立地西側以外は海に面しており、海上空港に近い立地
年間利用者数約200万人

地図

打ち上げシークエンス

  • 改修したボーイング747-400「コズミック・ガール(Cosmic Girl)」の左翼の下に小型ロケット「ランチャーワン(LauncherOne)」を吊り下げで水平に離陸する。
  • 小型ロケット「ランチャーワン」には重さ500kgまでの人工衛星を搭載し、上空13.7kmでボーイング747から水平に切り離される。
  • 小型ロケット「ランチャーワン」は切り離されて数秒後に第1段ロケットエンジンに点火し、機首を上に向け上昇する。
  • 小型ロケット「ランチャーワン」の第2段ロケット(人工衛星を搭載)を分離し、衛星軌道(最大高度500km)に投入する。
  • 747-400「コズミック・ガール(Cosmic Girl)」は、小型ロケット「ランチャーワン」を切り離し後、通常の飛行機のように大分空港に水平に着陸する。
  • ロケットは重力の低い赤道付近から東に向け打ち上げられることが多い。
  • ボーイング747型機も大分空港を離陸後、南下し太平洋上空で東に向け、小型ロケット「ランチャーワン」を切り離すのではないか?

 

打ち上げコストと能力

  • 打ち上げコストは1,200万ドル(約13億円)
  • すでにNASAと超小型衛星の打ち上げ委託契約を締結している
  • 小型ロケット「ランチャーワン」は2段式ロケット
  • ケロシンと液体酸素を推進剤とする
  • 高度230kmの低軌道へは重さ500kgの人工衛星を投入
  • 高度500kmの太陽同期軌道へは重さ300kgまでの人工衛星を投入

 

大分空港が宇宙港(スペースポート)に選定された理由

  • 大分空港の滑走路が3,000mと長い(一般的な地方空港の滑走路は2,500m)
  • 大分空港の周囲はほどんどが海で、実質的には「海上空港」で、離着陸はすべて海上から可能
  • 大分空港の発着回数はそれほど多くなく、混雑していない
  • ANAホールディングス、スペースポートジャパンと協力のもと、大分県と提携している
空港を離陸するボーイング747-400「コズミック・ガール(Cosmic Girl)」

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