2022年 大分空港からボーイング747に「人工衛星搭載ロケット」を吊り下げ、上空で切り離し・打ち上げ【水平離着陸・宇宙港】

出典 大分県

ヴァージン・オービット社(アメリカ Virgin Orbit)は、大分県の「大分空港」から2022年にも、ボーイング747を利用し、重さ500kgまでの小型人工衛星を打ち上げる。

これにより、大分空港はアジア初の宇宙港(スペースポート)となる見通し。

出典 大分県
打ち上げシークエンス
  • 改修したボーイング747-400「コズミック・ガール(Cosmic Girl)」の左翼の下に小型ロケット「ランチャーワン(LauncherOne)」を吊り下げで水平に離陸する。
  • 小型ロケット「ランチャーワン」には重さ500kgまでの人工衛星が搭載されており、上空13.7kmでボーイング747から水平に切り離される。
  • 小型ロケット「ランチャーワン」は切り離されて数秒後に第1段ロケットエンジンに点火し、機首を上に向け上昇する。
  • 小型ロケット「ランチャーワン」の第2段ロケット(人工衛星を搭載)を分離し、衛星軌道(最大高度500km)に投入する。
  • 747-400「コズミック・ガール(Cosmic Girl)」は、小型ロケット「ランチャーワン」を切り離し後、通常の飛行機のように大分空港に水平着陸する。
  • ロケットは重力の低い赤道で打ち上げられるので、ボーイング747型機も大分空港を離陸すると南に向かい太平洋上空で、小型ロケット「ランチャーワン」を切り離すのではないか?

 

打ち上げコストと能力
  • 打ち上げコストは1,200万ドル(約13億円)
  • すでにNASAと超小型衛星の打ち上げ委託契約を締結している
  • 小型ロケット「ランチャーワン」は2段式ロケット
  • ケシロンと液体酸素を推進剤とする
  • 高度230kmの低軌道へは重さ500kgの人工衛星を投入
  • 高度500kmの太陽同期軌道へは重さ300kgまでの人工衛星を投入

 

大分空港が宇宙港(スペースポート)に選定された理由
  • 大分空港の滑走路が3,000mと長い(一般的な地方空港の滑走路は2,500m)
  • 大分空港の周囲はほどんどが海で、実質的には「海上空港」で、離着陸はすべて海上から可能
  • 大分空港の発着回数はそれほど多くなく、混雑していない
  • ANAホールディングス、スペースポートジャパンと協力のもと、大分県と提携する

 

空港を離陸するボーイング747-400「コズミック・ガール(Cosmic Girl)」

地図

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