2022年10月撮影
日経不動産マーケット情報によると、
「大阪市中央区今橋にある延べ床面積4万8795㎡のオフィスビルを取得した。売り主は、ジャパンエステート(本社:大阪市)のSPCだ。」
引用 https://nfm.nikkeibp.co.jp/atcl/news/21/00001/01583/
清水建設が取得したオフィスビルは、「トレードピア淀屋橋」と推定される。
1975年に日商岩井(現双日)大阪本社ビルとして竣工した建物で、地上21階建・高さ87.55m・延床面積48,842.62㎡。
2008年にNTT都市開発に売却され、最終的にジャパンエステート合同会社が取得し、2022年1月に清水建設に売却された。
アクセスは、大阪メトロ「淀屋橋駅」から東へ徒歩3分。
地図
トレードピア淀屋橋 物件概要
名称 | トレードピア淀屋橋 |
所在地 | 大阪市中央区今橋2-5-8 |
用途 | オフィスビル |
敷地面積 | 6,067㎡ |
建築面積 | 2,004㎡ |
延床面積 | 48,842.62㎡ |
構造 | 鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造) |
階数 | 地上21階・地下3階 |
高さ | 87.55m |
容積率 | 600%(当ブログ調べ) |
建ぺい率 | 80%(当ブログ調べ) |
建ぺい率 | 80%(当ブログ調べ) |
伊丹空港の高さ制限 | 海抜216m |
設計 | 東畑建築事務所 |
施工 | 大林組・鹿島建設・清水建設 |
竣工 | 1975年2月 |
アクセス | 大阪メトロ「淀屋橋駅」から東へ徒歩約3分 |
タワーマンションの場合
大阪市の「船場都心居住促進地区ボーナス制度」により容積率が600%から800%に緩和されると思われる。
さらに、容積率を1200%まで緩和すると、容積対象外面積も含め延床面積8万㎡も可能となる。
仮にマンションに建て替えるとすると、地上50階建・高さ180m・延床面積8万㎡・総戸数800戸という大規模タワーマンションも可能と思われる。
当ブログの予想
タワーマンションの場合、最大800戸、平均価格8,000万円程度になると予想され、販売面からタワーマンションになるかどうかは不透明な面もある。。
一方、大阪では高級ホテルが不足しており、高層階に高級ホテルを入居させた方が建物自体のブランドも向上すると思われる。
したがって、高層階に高級ホテル200室(延床面積2万㎡)が入居するのではないか?
中層階はマンション、低層階(1階~10階)はオフィスとなるのではないか?
建物の規模は、地上50階建・高さ180m・延床面積8万㎡も可能と思われる。
ちなみに、伊丹空港の高さ制限は海抜216m。