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神戸ハーバランドumieは好調なのか?

2017/07/16

神戸ハーバランドumie

 神戸ハーバランドumieは、施設所有者の三菱倉庫などから運営を委託されたイオングループが主体となって2013年4月に開業した。

それ以前は、「神戸ハーバーランド」として、1992年に街開きをしたが、西武デパート、阪急デパート、神戸モザイクなど売上が低迷していた。

 

umieの売上

umieの売上は明確には公表されていないが、年間目標の360億円は上回って好調と言われている。

しかし、大手スーパーの「イズミヤ・ハーバーランド店」は2016年7月に閉店しており、約1年間、空き店舗になっていた。

イズミヤ・ハーバーランド店の売上がいくらだったのは分からないが、店舗面積は10,578平米なので、そこが1年間売上が0円というのは、umie全体の売上にも悪影響があると思われる。

イズミヤ全体では売上2,734億円、全店舗87店舗(平成29年3月31日現在)なので、1店舗の平均売上高は約31億円になる。

ネット情報では、「イズミヤ八尾店、売場面積4,701坪(15,513平米)、年商目標70億円」と出てきた。

ここから計算するとイズミヤの店舗面積1平米当たりの年商は約45万円となる。

イズミヤ・ハーバーランド店の面積は10,578平米なので、推定売上目標は約48億円となる。

実際には、階段や事務室などもあるだろうから、店舗面積は10,578平米よりも少なくなり、約48億円もの売上はないだろうが、20億円~30億円の年商はあったと思われる。

umie全体の売上目標360億円に対して推定20億円~30億円の売上があったテナントが1年間空き店舗になっているのに、umieは好調なのだろうか?

 

イオンスタイルumie

2017年7月14日(金)に、神戸ハーバーランドumieのノースモール1階・地下1階に、イオンリテール株式会社が運営する食品スーパーの「イオンスタイルumie」がオープンする。

  • B1 Aeon umie Dining 約300席のイートインスペース
  • 1F Aeon Style Entrance 約80席のイートインスペース

また、ノースモール1Fには「無印良品」、「Francfranc(フランフラン)」、「gourmandise(グルマンディーズ)」も出店する。

 

イートインの売上はいくらになるか?

合計380席で1日10回転、客単価1,000円で1日の売上380万円、年間13億8700万円になる。

イートイン向けの店舗厨房面積も含めると1,000平米以上となるだろうが、それだけの店舗面積で年間売上14億円程度で、経営が好調と言えるだろうか?

イオンスタイルのイートインは店舗で購入したドリンクも持ち込めると理解している。もしそうなら、今までカフェでコーヒーを飲んでいた人も、1本100円のドリンクをイオン店舗で購入し、イートインで飲むようになるかもしれない。

駐車場は平日最大4時間無料、1人100円のドリンクで過ごせるなら、来場者は増加するだろう。

しかし、そうなると、ショッピングモールのカフェの売上が減少する可能性もある。

 

駐車場が満車だから好調か?

某ブログを見ていると「umieの駐車場が満車だから、umieは好調」と単純に結論を出している。

しかし、umieの駐車場は平日3時間無料、土日祝2時間無料だから、買い物をしない客もいるだろう。しかも、年会費無料のカードで+1時間駐車料金が無料になる。

 

イオンモール神戸南との競合

2017年6月30日にイオンモール神戸南が一部開業し、2017年9月中旬に全面開業する。

イオンモール神戸南の売場面積は約3万9000平米で、神戸市営地下鉄海岸線「中央市場前駅」と直結している。

一方、umieは、JR神戸駅などからのアクセスは迷路のようで、日常の買い物をするには不便な立地だ。

平日はJR神戸駅からumieに無料循環バスが運行しているが、やはり地下鉄駅直結のイオンモール神戸南の方が便利だろう。

はたして、umieの売上は好調を維持できるのだろうか?

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