タクシーと言えば、トヨタ製の「コンフォート」が多かったが、2018年1月に生産を終了した。それに代わるのが、2017年10月から販売開始した同じくトヨタ製の「ジャパンタクシー」だ。
2018年現在で、東京都内の法人タクシーの10台に1台が新型「ジャパンタクシー」に置き換わっており、2020年頃には3台に1台以上となると予想されてる。
ジャパンタクシーの特徴
- ミニバンタイプで車高が175cm(室内高137cm)と乗り降りしやすい
- 左側後席はスライドドアを採用し、狭い場所でも乗り降りしやすい
- 大型スーツケースなら2個、ゴルフバックなら4個収納できる
- 車いすのまま乗り込みできる
- 車体カラーは「濃い藍」「黒」「白」の3色
- 燃料は天然ガス(LPG)
- ハイブリッド・システム搭載
- 73kw(100ps)「エンジン54kw(74ps)+モーター45kw(61ps)」
- 排気量 1,496cc
コメント
大阪では「ジャパンタクシー」はあまり見ないが、一部の都市では導入が進んでいる。大阪のタクシー会社は、ハイヤー需要もあるので、従来のセダンタイプのタクシーの人気が高く、ジャパン・タクシーの導入が進んでいないのかもしれない。
しかし、訪日外国人は大きなスーツケースを持っていることが多いので、空港などでは新型「ジャパンタクシー」が便利だと思う。
また、タクシーの車体カラーは大阪では「黒」が多いが、新型の色はどうなるのか?メーカーサイドとしては「濃い藍」を推しているみたいだ。
タクシーの都市景観の一つなので、タクシーが変わると街の雰囲気も変化するかもしれない。