イオンモール神戸南は神戸市中央卸売市場本場(神戸市兵庫区)の西側跡地の再開発事業で2017年9月20日に全面開業した。
当初2015年9月開業予定であったが、建設費高騰や埋蔵文化財調査を理由に2016年9月に延期され、さらに2017年6月に延期されていた。
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- 所在地 神戸市兵庫区中之島2丁目1番1号
- 核店舗 イオンスタイル神戸南
- サブ核店舗 生鮮マルシェ/大型家電店/大型スポーツ店/大型書店/大型日用品店
- 専門店 約140店舗
- 敷地面積 約38,000平米
- 延床面積 約84,000平米
- 階数 3階
- 駐車場 1,400台
- 基本商圏 自動車20分圏、27万世帯50万人
- 従業員数 約2,000人
- アクセス 神戸市営地下鉄海岸線「中央市場前駅」直結
階 | |||
1階 | イオンスタイル・マルシェ | レストランカフェ | ライフスタイル |
2階 | 大型スポーツ店・大型家電店 | ボビー・デイリー | 大型書店 |
3階 | フードコート | ファミリーグッズ | 大型専門店 |
第一期開業店舗
- イオンスタイル神戸南(スーパーマーケット)
- Kobe Tarumi Seika(青果)
- 千里屋(精肉)
- サーティワンアイスクリーム(アイスクリーム)
- 千鳥屋宗家(和菓子)
- 鳥さく(焼鳥・唐揚)
- 果琳(フルーツジュース)
- ジャックインザドーナッツ(ドーナッツ)
神戸ハーバーランドumieとの関係
イオンモール神戸南は神戸ハーバーランドumieから約1.8km、地下鉄で1駅3分の距離に立地する。
そのため、神戸ハーバーランドumieとの商圏が競合し、共倒れ懸念がある。
神戸ハーバーランドumieは神戸港に面しており観光客需要とファンションに強いイメージになると思われる。
一方、イオンモール神戸南は日常の食料品の買物客を顧客層とし、棲み分けをすると思われる。
神戸ハーバーランドumie
2016年7月に「将来的に収益性が見込めないとして」イズミヤが撤退し、OLD NAVYも2017年1月に撤退しているなど、神戸ハーバーランドumieも必ずしも好調とは言えない状況になっている。
2017年7月にはイズミヤ跡地に「イオンスタイルumie」が出店する。また、2017年6月にはOLD NAVY跡地にグローバルワークスが同じモール内から規模を拡大して移転する。
神戸ハーバーランドumieはサウスモール、ノースモール、モザイクと3館に分かれ動線が複雑になっている。その点、イオンモール神戸南は1館で屋上駐車場からアクセスできるので動線が分かりやすい。
したがって、umieの食料品や家電の購買層はイオンモール神戸南に移動する可能性があるが、ファッション(アパレル)顧客は、引き続きumieを利用する可能性もある。