シンガポール国立大学病院の研究者らは(2021年4月25日)、抗マラリア薬のヒドロキシクロロキンとポビドンヨードの喉スプレーがそれぞれ、新型コロナウイルスの感染が激しい密の環境で、感染拡大を鈍化させる一定の効果が認められたとの研究結果を発表した。
(中略)
シンガポール国立大学病院のレイモンド・シート准教授は「ワクチンがまだ届かない国などで、感染が激しく密の環境で生活する人には有効な予防策だ」と述べた。
引用 日経新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM261RB0W1A420C2000000/
米国Connecticut大学医学部のSamantha Frank氏らは、エアロゾルを生じさせる耳鼻咽喉科的手技を実施する前の感染予防策として、0.5%以上のポビドンヨード(PVP-I)を含む消毒液を鼻腔内に投与して15秒間洗浄を行うことを想定して、in vitroで消毒液のウイルス培養実験を行ったところ、この処置でSARS-CoV-2は完全に不活化できたと報告した。
引用 日経メディカル https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t344/202010/567399.html
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東京理科大
抗マラリア薬であるメフロキンが新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対して、ヒドロキシクロロキンよりも高い抗ウイルス効果を示しました。
引用 https://www.tus.ac.jp/today/archive/20210630_8167.html
新型コロナウイルスもマラリアも「核酸成分の一つであるグアニンが4つ集まったG4」という同じ構造があるため、抗マラリア薬をコロナ治療薬として転用しているのではないか?
5-ALAも当初は長崎大でマラリア治療薬として研究されていたが、G4構造という共通点から新型コロナウイルスへの研究を進めてきたという経緯がある。
参照 https://news.yahoo.co.jp/articles/80e6f6b7a755bbf5f0382fe807937e215af0c741
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