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福岡空港の第2滑走路(2,500m)2025年3月20日供用開始、国際線ターミナルも増築2025年3月28日グランドオープン

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出典 国土交通省

福岡空港は、急増する国際線利用者に対応するため、2015年から国際線ターミナル側に「第2滑走路(2,500m)」の建設を開始し2025年3月20日に供用開始した。

これに合わせ「国際線ターミナル」も増改築し、2025年3月28日にグランドオープンする。

福岡空港は、現在、全長2,800mの滑走1本で午前7時~午後10時まで運用し、2024年(1月~12月)の利用者数は2,675万人(国内線 1,843万人・国際線 832万人)で、羽田、成田、関空に次ぐ国内第4位となっている。

将来的には、福岡空港全体の利用者数を3,500万人(国内線1,900万人・国際線1,600万人)にする計画。

 

福岡空港第2滑走路の概要
名称 福岡空港第2滑走路
全長 2,500m:第2滑走路

(第1滑走路:2,800m)

全幅 60m:第2滑走路

(第1滑走路:60m)

第1滑走路との間隔 210m
発着回数 年間18.8万回(将来的には21.1万回)・増設前17.6万回

1時間当たり40回(将来的には45回)・増設前38回

事業費 1,643億円
供用開始 2025年3月20日
定期便運用時間 7:00~22:00
敷地面積 353ha

 

第2滑走路の運用方法(国際線の離陸用)

福岡空港の既存の第1滑走路2,800mは国内線・国際線の全着陸と国内線離陸、第2滑走路2,500mは国際線の離陸に使用する。

第1滑走路と第2滑走路の間隔が210mしかないため、ILSを第2滑走路に設置できないことが理由とされる。

また、国内線ターミナルから第2滑走路から離陸する場合、第1滑走路を横断する必要があり、第1滑走路の運用に支障がでるためとされる。

ただし、現在の第1滑走路が閉鎖された時は補完的に国内線の離着陸や国際線の着陸用としても使う予定。

 

国際線ターミナル増改築

福岡空港国際線ターミナルビルは、2024年11月末に到着ロビーを増設したアクセスホールが完成した。

2025年3月20日に第2滑走路が供用開始され、福岡空港国際線ターミナルビルは2025年3月28日にグランドオープンする。

 

 

名称 国際線ターミナル増改築
延床面積 増築後136,000㎡(現在73,000㎡)
PBB(旅客搭乗橋) 増築後12基(現行6基)
自動手荷物預け機 増築後6台(現行0台)
免税エリア 増築後6,000㎡(現行1,500㎡)
国内線・国際線連絡バス専用道の整備 整備後5分(現行15分)
駐車場 整備後1,300台(立体駐車場954台・平面320台)/現行897台
設計・監理 梓設計・HOK・西日本技術開発共同企業体
施工 大成建設・旭工務店特定建設工事共同企業体
供用開始 アクセスホール(2024年11月)

グランドオープン(2025年3月28日)

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