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阪急電鉄「東阪急ビル建替計画」(地上10階建・高さ51m・延床面積1.4万㎡)2025年10月着工・2027年12月竣工 大阪市北区(阪急「大阪梅田駅」徒歩4分)

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阪急電鉄株式会社と阪急阪神不動産株式会社は、大阪・梅田エリアのランドマーク施設の一つである「東阪急ビルディング」を再生するプロジェクト、「(仮称)東阪急ビル建替計画」を2025年10月より本格始動すると発表しました。

参照 阪急電鉄PDF

本計画は、オフィスビル「東阪急ビルディング」(1966年竣工)を2025年9月までに解体し、新たなオフィスビルを建設するもので、新しい建物の規模は、地上10階建・高さ約51m・延床面積約1.4万㎡で、設計は株式会社アール・アイ・エーが担当し、施工は株式会社鴻池組が担当します。

2027年12月に竣工し、阪急阪神不動産株式会社が入居する予定です。

ちなみに、阪急阪神不動産は現在、阪急ターミナルビルに入居しています。したがって、2028年以降に、阪急ターミナルビルの再開発が始動する可能性があります。

このプロジェクトは、単なる再開発にとどまらず、環境性能や防災性能にも強く配慮された“未来型オフィスビル”を目指すものです。

具体的には、停電時には非常用発電機により72時間の電力供給が可能で、1階エントランスホールなど共用部の一部の空調にはガスで空調する GHP(ガスヒートポンプ)方式を採用し、停電時でも継続して運用ができます。

さらに、受水槽を2階に設置し、非常用発電機は屋上に設置するなど、重要設備を高所に配置することで、水害時の機能維持を図っています。

アクセスは、阪急「大阪梅田駅」から東へ徒歩4分。

地図

 

東阪急ビル建替計画概要
屋上テラス
1Fエントランス
建物は木立をモチーフとした外装デザインで、1階エントランスには木材を使用し、屋内緑化とあわせて空間全体で自然を感じられる意匠にします。
さらに2階の全周バルコニーや南角バルコニーに植栽を設け、街ゆく人が都市の緑を楽しめるようにします。
名称 東阪急ビル建替計画
所在地 大阪市北区角田町16番、16番9(地番)
所在地 大阪市北区角田町1-1(旧・東阪急ビルの住居表示)
敷地面積 1,534.75㎡
建築面積 1,420㎡
延床面積 13,900㎡
容積対象面積 12,273㎡
構造 鉄骨造
高さ 44.40m(建物の高さ51m)
階数 地上10階・塔屋1階・地下2階
施設構成 屋 上        :屋上テラス
2~ 10 階:オフィス
1 階          :店舗(詳細は未定です)
地下 1 階:駐車場(26 台)
建築主 阪急電鉄株式会社
設計 株式会社アール・アイ・エー
施工 株式会社鴻池組
着工 2025年10月
竣工 2027年12月
容積率 800%(当ブログ調べ)
建ぺい率 80%(当ブログ調べ)
アクセス 阪急電車「大阪梅田駅」から東へ徒歩4分

建築計画のお知らせ

立面図

配置図

 

2025年2月

2025年2月撮影

2025年2月撮影
旧・東阪急ビル

2023年11月(南から撮影)

名称 東阪急ビル
所在地 大阪市北区角田町1-1
敷地面積 約1,300㎡
延床面積 約17,000㎡(5,195坪)
階数 地上9階建・地下4階建
構造 鉄骨造
竣工 1966年3月
容積率 800%(当ブログ調べ)
建ぺい率 80%(当ブログ調べ)
解体完了 2025年10月15日(予想)
アクセス 阪急「大阪梅田駅」から東へ徒歩3分

阪急電鉄は、阪急「大阪梅田駅」近くの「東阪急ビル」を2025年10月15日までに解体すると見られる。

「東阪急ビル」の規模は、地上9階建・敷地面積約1,300㎡、延床面積約17,000㎡で、1966年3月竣工で築約58年となる。

現地の労災保険関係成立票の期限は2025年10月15日で、その頃までに解体が完了すると予想される。

コメント

左:阪急ファイブ アネックス/右:東阪急ビル(2024年6月西から撮影)

「旧・東阪急ビル」の北側に阪急系の「阪急ファイブ アネックス」がある。

しかし、その間には別の地権者のビルが2棟(東側1棟・西側1棟)あり、さらに「阪急ファイブ アネックス」の北側にも別の地権者のビルが1棟ある。

地権者が多く、5棟一体開発はできなかったようだ。

 

2024年6月

2024年6月(南東から撮影)

2024年6月(南から撮影)

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