JR姫路駅北側のサンクンガーデン
駅ビル「ピオレ姫路」の地下1階と一体に「サンクンガーデン」(キャッスルガーデン)を整備している。
十分な幅があり、階段状になっているので、地下1階ながら開放感があり自然光が入る。
駅前に「サンクンガーデン」を整備するのは珍しい。
姫路城の外堀はJR姫路駅付近にあったとされるので、姫路城の外堀をイメージして「サンクンガーデン」を建設したのかもしれない。
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JR姫路駅に隣接した「展望デッキ」から姫路城が正面に見える。
中央の建物が「展望デッキ」で、左が駅ビル「ピオレ姫路」
姫路駅付近には姫路城の「飾磨津門」があったので、お城の門をイメージした「展望デッキ」かもしれない。
駅ビル「ピオレ姫路」の4階にはスターバックスがある。写真を見直して気付いたが、このスタバから姫路城が見えるかもしれない。
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コメント
姫路城を中心に再開発されている印象がある。姫路駅から正面に「姫路城」が見え、歩道も広いので、自然と歩きたくなる。
現地に行ったときは、姫路城の印象が強くて気づかなかったが、ビルの屋外広告がお城とマッチしていない。赤などの派手な色は使うべきではない。
しかし、駅前再開発としては、完成度が高い。
JR姫路駅から徒歩15分で姫路城の門まで行ける。歩くのに調度いい距離だ。
世界遺産というと、主要駅から何時間もかかって見に行くイメージがあるが、駅から徒歩15分で世界遺産まで行けるというのは非常に便利だ。
「ピオレ姫路」のお店
上の店とは別のお店「RYU-RYU」
地下1階だが、サンクンガーデンに面しているので、自然光が入る。そのため写真が綺麗に撮れている。
「RYU-RYU」の本店(西宮北口)でも食べたことがあるが、姫路店の方が美味しく感じた。自然光のため「視覚」から美味しいと思ったのかもしれない。
もし、姫路に住んでいたら、神戸三宮に行く必要もない程、再開発が成功している。三宮は信じられないくらい再開発が遅れている。
神戸市から隣接する明石市へ引っ越す人も増えている。「神戸ブランド」なんて過去の物で、明石の方が住宅地として人気があるようだ。
パナソニックは姫路の液晶パネル工場で、車載用リチウムイオン電池を2019年度から開始する。このバッテリーは、プラグインハイブリッドや電気自動車用の大容量電池で数百億円の投資となる。
さらに、関西電力姫路第二発電所では、熱効率約60%という世界最高水準の「LNGコンバインドサイクル発電」6基(合計約290万KW)が稼働している。
三宮の寂れようとは正反対で、姫路は観光も工業も順調のようだ。
そもそも、豊臣方の大阪城と加藤清正などの九州の大名を分断するために姫路城が築城されたわけで、現代で大阪と岡山の中間にあるという立地が姫路の再開発に有利に働いている。
神戸は明治までは人口50人の漁村で、地理的に発展の可能性はなかった。むしろ、そういう辺鄙な土地なので、外国船に開放したに過ぎない。
神戸の再開発が遅れているのは、元々経済の発展する要素のない土地に港を作っただけだからかもしれない。