2020年度「全国40県が最低賃金を1円~3円」 大阪 京都 東京など7都道府県は据置

2020年度の最低賃金
  • 全国40県が2020年度の最低賃金を1円~3円引き上げる。この結果、全国の加重平均の時給は902円となり、2019年度よりも1円上昇する。
  • 北海道、東京都、大阪府、京都府、静岡県、広島県、山口県の7都道府県は据置となる。
  • 「厚生労働省中央最低地銀審議会」は2020年度の最低賃金引き上げの目安を示さず「事実上の据置となっていたが、地方では人口流出を食い止めるため1円~3円引き上げる動きがある。
  • 政府は全国平均の最低賃金を1,000円に早期に実現する方針で、これを受け最低賃金の目安を決定する「厚生労働省中央最低地銀審議会」は2016年度から2019年度まで4年連続で毎年約3%の引き上げを決定してきた。

 

2020年度 大阪・関西の最低賃金
都道府県名発効日2020年(前年比)2019年(前年比)
大阪府2020年10月964円(+0円)964円(+28円)
兵庫県2020年10月900円(+1円)899円(+28円)
京都府2020年10月909円(+0円)909円(+27円)
奈良県2020年10月838円(+1円)837円(+26円)
和歌山県2020年10月831円(+1円)830円(+27円)
滋賀県2020年10月868円(+2円)866円(+27円)
東京都2020年10月1,013円(+0円)1,013円(+28円)
全国平均2020年10月902円(+1円)901円(+27円)
2020年大阪府の時間外・休日・深夜別最低賃金(当ブログ試算)
時間帯割増率時給
時間外労働午前5時~午後10時1.251,205円
(深夜)午後10時~午前5時1.501,446円
休日労働午前5時~午後10時1.351,301円
(深夜)午後10時~午前5時1.601,542円
深夜午後10時~午前5時1.251,205円

 

2019年度 大阪・関西の最低賃金
都道府県名発効日2019年(前年比)
大阪府2019年10月1日964円(+28円)
兵庫県2019年10月1日899円(+28円)
京都府2019年10月1日909円(+27円)
奈良県2019年10月5日837円(+26円)
和歌山県2019年10月1日830円(+27円)
滋賀県2019年10月3日866円(+27円)
東京都2019年10月1日1,013円(+28円)
全国平均2019年10月902円(+1円)
2019年度
  • 中央最低賃金審議会の小委員会は2019年度の全国最低賃金を平均27円(約3%)引き上げ時給901円とする方針を決定した。
  • この結果、2019年10月1日から大阪府は「時給964円」、兵庫県は「時給899円」、京都府は「時給909円」となる。
  • 但し、奈良県は2019年10月5日、滋賀県は2019年10月3日が発効日となる。

 

2019年大阪府の時間外・休日・深夜別最低賃金(当ブログ試算)
時間帯割増率時給
時間外労働午前5時~午後10時1.251,205円
(深夜)午後10時~午前5時1.501,446円
休日労働午前5時~午後10時1.351,301円
(深夜)午後10時~午前5時1.601,542円
深夜午後10時~午前5時1.251,205円

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大阪府の最低賃金の推移
年度(発効日)最低賃金(時間額)前年比
2020年10月(予定)964円+0円
2019年10月1日964円+28円
2018年10月1日936円+27円
2017年9月30日909円+26円
2016年10月1日883円+25円
2015年10月1日858円+20円
2014年10月5日838円+19円
2013年10月18日819円+19円
2012年9月30日800円+14円
2011年9月30日786円+7円
2010年10月15日779円+17円
2009年9月30日762円+14円

 

東京都と神奈川県では時給が1,000円を超えているが、年収を試算してみた。
都道府県時給1日(8時間)1ヶ月(21日間)年収
東京都1,013円8,104円170,184円2,042,208円
大阪府964円7,712円161,952円1,943,424円
兵庫県900円7,200円151,200円1,814,400円

東京の最低賃金時給1,013円は、今までの感覚だと高いと感じるが年収換算は約204万円で、東京で生活するのは大変だと思う。

大阪市内のコンビニやスーパーでは、時給1,100円~1,300円くらいになっている店舗も多く、時給1,300円なら年収260万円になる。

関西圏の中では大阪市の人口が増加しているが賃金水準が影響している可能性もある。

例えば、大阪府の時給は964円、奈良県は838円(2020年10月予定)と126円の差があるので、奈良県の人は交通費全額支給なら大阪で働くことが多いのではないか?

そして、勤務先に近い大阪府内に引っ越しする人もいるかもしれない。

大阪に近い都市(西宮市・尼崎市)の人口が増加する傾向にあるが、兵庫県の最低賃金は900円(2020年10月予定)で、大阪の方が賃金(964円)が高いことが原因かもしれない。

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