理化学研究所(計算科学研究機構)
神戸市の沖合「神戸ポートアイランド」にあるスーパーコンピューター「京(けい)」は2019年8月16日に運用を停止し、2019年8月中に全システムをシャットダウンする。
その後、一部を除いて解体、撤去され、2021年頃に「京」の後継機であるポスト「京」が稼働する予定。
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スーパーコンピューター「京」の概要
名称 | スーパーコンミューター「京」 |
完成 | 2012年6月 |
稼働停止予定 | 2019年8月16日 |
総開発費 | 1,120億円 |
電気代 | 年間16億円 |
CPU | 88,128個 |
CPUコア | 約70万コア(1CPUにつき8個) |
計算速度 | 1秒間に1京回(10ペタフロップス) |
設置場所 | 理化学研究所計算科学研究機構 |
所在地 | 神戸市中央区港島南町7-1-26 |
スパコン「京」の運用経費
「京」コンピューターは、電源投入してから稼働するまでに数時間かかることから基本的には24時間稼働させている。
コンピューターの運用に必要な電気代は年間16億円~20億円で、施設維持・保守経費は年間100億円となっている。
コメント
神戸ポートアイランド2期部分(2018年11月撮影)
2019年8月に「京」コンピューターが稼働停止して、ポスト「京」が稼働するのは早くても2021年になる。
したがって、少なくとも2年間は、スパコンが稼働しない空白期間となる。
常識的に考えれば、別の場所にポスト「京」を建設し稼働してから、現在の「京」を稼働停止にすればいいはずだ。
しかも、神戸ポートアイランドには、いくらでも建設できる土地がある。
なぜ、スパコンが2年間も稼働しない事態になるのか?
ここに、なんらかの真実(問題点)があるはずだ。
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