出典 神戸市
(2018年)4月から民営化する神戸空港と都心部の交通アクセスを改善する試みが官民一体で動き出す。
2018年中にも三宮と結ぶ路線バスが新設される。
神戸市は大量輸送に適した「連節バス」の実用化に向けた運行を今夏(2018年)に始める。
引用 日経新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26451300R00C18A2LKA000/
神戸空港の2017年の年間利用者数は約304万人と過去最高を記録した。しかし、三宮駅~神戸空港を結ぶポートライナーは朝夕の通勤ラッシュ時には満員で、神戸空港利用者にとって不便となっていた。
そこで、2018年夏から三宮駅~神戸空港間に大型連節バス(BRT)を運行させる。
輸送機関 | 三ノ宮~神戸空港 | 輸送力 | 運賃 |
ポートライナー | 18分 | 300座席 | 330円 |
連節バス(BRT) | 20分 | 80座席~130座席 | 100円~300円 |
ポートライナーの輸送力
輸送機関 | 編成数 | 輸送力 |
ポートライナー2000型 | 6両編成×19本 | 300座席 |
ポートライナー2020型 | 6両編成×2本 | 300座席?立ち席拡大 |
連節バス(BRT) | 2両 | 116人? |
2016年のポートライナー2020型2編成増補により、平日朝のラッシュ時(午前8時~午前9時)の運転本数は23本から28本に増加し、輸送能力も10,350人から12,600人に増加した。
しかし、依然、神戸空港への輸送力は不足している。
三宮駅から神戸空港まで地下鉄を約8km延伸すると建設費は1,000億円以上かかる。そのため、ポートライナーの輸送力不足を大型連節バス(BRT)で補うことになった。
この大型連節バスはポートアイランド内の片側4車線道路では、専用レーンを使用し、また信号もバス優先に調整する可能性がある。