出典 横浜市
2023年9月14日、横浜市は旧米軍上瀬谷通信施設跡地(約248ha)の再開発事業において、三菱地所を事業予定者に選定したと発表した。
横浜市は2027年に同跡地で国際園芸博覧会(GREEN×EXPO)を開催した後、跡地の一部に大型テーマパークを中心とした集客施設(約71ha)の建設を計画している。
三菱地所は集客施設(約71ha)の一部約51haにテーマパーク「KAMISEYA PARK(仮称)」を2031年頃に開業する。
他に「駅前ゾーン(7.0ha)」「公園隣接ゾーン(6.5ha)」「環四西ゾーン(5.7ha)」も整備する。
出典 横浜市
場所は、横浜市西部の瀬谷区と旭区にまたがり、相模鉄道本線「瀬谷駅」の北約2kmで、相模鉄道本線「瀬谷駅」とは「新たな交通」を整備する。
横浜市の図には「駅」と表示されているが、決定ではないようだ。
当面は「バスターミナル」として整備し、将来的にBRTやLRTなどの整備を検討すると予想される。
地図
集客施設の概要
出典 横浜市
所在地:横浜市瀬谷区瀬谷町、旭区上川井町
面積:248.5ha(農業振興地区・観光・賑わい地区・物流地区・公園・防災地区)
このうち「観光・賑わい地区」は71ha(テーマパーク51haを含む)
年間来場者数:1,200万人(段階的に1,500万人超を目指す)
駐車台数:4,500台
テーマパークゾーン
出典 横浜市
名称:KAMISEYA PARK(仮称)
事業者:三菱地所
敷地面積:514,000㎡
開業時期:2031年頃
駅前ゾーン
テーマパークのグッズショップやコンビニ、ドラックストアなど、テーマパーク来場者の利便性向上に寄与するテナントを誘致。
また、カフェ、レストランなど市民が、日常的に利用できる商業施設を設置する。
公園隣接ゾーン
都市公園との結節点であることや、GREEN×EXPO 2027 会場跡地であることに鑑み、「農と食」や「Well-being」など、自然・人・社会が調和する新しいライフスタイルを提案する、自然をコンセプトとした商業施設を導入する。
環4西ゾーン
空港や主要ターミナル駅等からのバス路線を受け止めるバスターミナル等を整備し、広域からのアクセスを強化する。
将来の開発用地を確保し、テーマパーク開業時は地域の賑わい創出に資する暫定利用を検討する。
以下は過去記事
横浜市(仮称)旧上瀬谷通信施設公園 計画
所在地 横浜市瀬谷区瀬谷町、旭区上川井町
面積 45ha(全体242ha)
出典 横浜市(一部加工)
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- 出典 横浜市
出典 横浜市
- 国有地109.5ha(45.2%)
- 市有地 22.7ha (9.4%)
- 民有地110.0ha(45.4%)地権者 約250名