新型コロナウイルス変異型N501Yとは何か?

新型コロナウイルスは、ウイルス表面のスパイクタンパク質が、ヒト細胞上のアンジオテンシン変換酵素II(ACE2)受容体と結合することで、ヒトの細胞質内へ侵入、感染する。

さらに詳しく説明すると、コロナウイルス表面のスパイクタンパク質はアミノ酸で構成されており、その一部である受容体結合ドメイン(RBD receptor binding domain)のアミノ酸が置き換わったものが変異株と言われる。

 

20種類のアミノ酸
和名略号和名略号
アラニンAロイシンL
アルギニンRリシンK
アスパラギンNメオチニンM
アスパラギン酸DフェニルアラニンF
システインCプロリンP
グルタミンQセリンS
グルタミン酸EトレオニンT
グリシンGトリプトファンW
ヒスチジンHチロシンY
イソロイシンIバリンV

 

N501Yの意味

N501Yとは501番目のアミノ酸が「N→Y」に置き換わったことを意味する。Nは「アスパラギン」のことで、Yは「チロシン」を意味する。

また、インド株は、二重変異株と言われるが、アミノ酸が2つ置き換わったことを意味する。

 

変異株への対応

繰り返しになるが、新型コロナウイルスは、ウイルス表面のスパイクタンパク質が、ヒト細胞上のアンジオテンシン変換酵素II(ACE2)受容体と結合することで、ヒトの細胞質内へ侵入、感染する。

「スパイクタンパク質」と「ACE2受容体」の2つのうち、変異するのは「スパイクタンパク質」の方だけだ。

したがって、「ACE2受容体」は変異しないので、ACE2受容体に「ふた」をする阻害薬は、変異株に対しても有効と考えられる。

 

「5-ALA」は変異株にも有効かもしれない

「5-ALA」は、人体にも存在する天然のアミノ酸の一種で、ウイルスのスパイクタンパク質が人体のACE2受容体と結合するのを「阻害」することで、感染を防止する働きがあると考えられる。

5-ALAは、変異しない人体のACE2受容体に関係あるので、変異株に対しても有効と思われる。

長崎大学は、試験管でコロナウイルスに「5‐ALA」を投与し、増殖が抑制されることを確認しており、2021年2月に「特定臨床研究」を開始した。

 

長崎大「新型コロナ増殖100%阻害」「5-アミノレブリン酸」通称「5-ALA(ファイブアラ)」 | 関西散歩ブログnsai-sanpo.com)

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