中之島ゲートエリア(インナーベイ・マーケットリゾート)水都大阪(マリーナシティ)

出典 大阪府(一部加工)

大阪市北区の中之島は大阪湾と堂島川や土佐堀川の結節点にあり、江戸時代には日本全国の各藩の蔵屋敷が建ち並び、日本有数の物流拠点であり「天下の台所」と言われた当時の大阪の経済力を象徴するエリアだ。

また、中之島は物流だけに止まらず、隣接する堂島では、世界初の本格的先物市場「堂島米会所」が開設され、現在の銀行や証券会社に相当する「両替商」が開業し、大阪は日本有数の金融都市に成長した。

しかし、1939年、日本政府による米穀配給統制法により大阪堂島米穀取引所は廃止された。

 

物流の変化

明治時代に入り、物流が舟運から鉄道の時代へと変化したことにより、かつての「物流拠点」としての機能は失われたが、今では超高層オフィスエリアとなっている。特に、中之島の西地区はホテルや美術館が集積し、観光エリアとして生まれ変わりつつある。

2031年春には「なにわ筋線の中之島駅」が開業する予定で、JR大阪駅からのアクセスが格段によくなる。それを先取りする形で、2022年2月に大阪市立「大阪中之島美術館」が開館する予定で、中之島の美術館・観光エリアとしての機能に期待が集まりつつある。

 

中之島ゲートエリア (福島区・西区)概要

出典 大阪府

2012年8月、大阪府と大阪市が取りまとめた「大阪都市魅力創造戦略(素案)」において、中之島西地区は、水と光の首都大阪の実現に向けて新たに創出するシンボル空間のひとつとして位置づけられた。

中之島西地区(福島区・西区)は、大阪市中央卸売市場本場や旧居留地である川口の倉庫群、新たにオープンした大阪府立江之子島文化芸術創造センターなどが立地し、大阪の歴史や文化に触れられるポテンシャルを有している。

社会実験として、すでに中之島西地区では、オープンカフェや小型船の係留施設を設置・運営するが試みられている。この大阪の新しい水辺空間創出のひとつが「中之島ゲートエリア」である。

出典 大阪府

 

地図

 

川の名称

中之島の西側中之島の南北中之島の東側
安治川堂島川大川
土佐堀川

 

水都大阪とは?
大阪はかつて「水都」と呼ばれ、舟運に支えられて経済・文化の中心として発展してきたが、物流や交通が、船から鉄道や自動車に変化し、水都として歴史が忘れられようとしている。
このため、2001年「水都大阪の再生」が国の都市再生プロジェクトに採択されたことを契機に、都心部をロの字の河川が囲む「水の回廊」という特徴を活かし「水都大阪」を都市魅力創造の核とした取り組みが官民連携で進めていいる。
水都大阪は、漢字を読むと分かりやすいが、耳で聞くとイメージしにくい。また、訪日外国人に全く意味が通じない。
そこで「水都大阪(マリーナシティ)」としてはどうだろうか?和歌山マリーナシティと混同される危惧もあるが、都市名で区別できると思う。
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