出典 関西エアポート
関西エアポートは、2018年9月の台風21号による浸水被害を受けた1期島のA滑走路と誘導路の高さを約16cm~約42cmかさ上げする。
工事は航空機の運航への影響が最小限となるよう夜間に実施し、2021年度中の完了を目指す。
出典 関西エアポート
護岸の嵩上げ
護岸 | 嵩上げ |
1期島南側 | 1.5m |
1期島東側 | 1.7m |
1期島北側 | 2.7m |
関空1期島の「南護岸」「北護岸」「東護岸」を1.5m~2.7mかさ上げする。
現在、地下にある電源設備を移設し、第1ターミナルビル周辺に止水版を設置する。排水機能を確保するため、移動電源車や大型排水車ポンプ車を導入する。
総事業費は541億円で、2022年度までに工事を完了する予定。
コメント
滑走路・誘導路は、従来1mの嵩上げと報道されていたが、16cm~42cmの嵩上げとなったようだ。
当ブログの理解では、滑走路・誘導路の嵩上げは、直接には「浸水対策」ではなく、護岸の嵩上げが「浸水対策」となると思われる。
浸水対策のため「東側護岸」を1.7m嵩上げするが、航空機の運航に支障がないように「滑走路・誘導路」を嵩上げするようだ。
また、今後10年~20年、関空1期島の予想沈下量に対しても十分対応できる。