出典 神戸市(平成30年3月)
「神戸三宮ツインタワー1期ビル」は2022年6月に既存建物の解体着工、2027年頃に完成する予定、1期ビルが2027年度に完成した後に2期ビルの建設に着工する予定。
雲井通5・6丁目の再整備においては、一体的な利用動線に配慮して整備することを前提
としつつ、地域の実情等を考慮して、以下の3つのブロックに分けることとし、それぞれの
地権者が中心となって協議を行いながら、段階的に施行するものとする。(中略)
Ⅲ期以降については、Ⅰ期・Ⅱ期と並行して将来需要をみながら具体化を検討
引用 神戸市「新たな中・長距離バスターミナルの整備に向けた雲井通5・6丁目再整備基本計画 」
平成30年3月の神戸市の資料を見る限り、神戸三宮ツインタワー1期・2期ビルの他に「3期」も検討されてたようだ。
出典 神戸市(平成30年3月)
基本計画の範囲内として3期部分も記載されている。
出典 雲井通5丁目再開発株式会社(当ブログで加筆)
出典 神戸市(左が1期ビル・右が2期ビル)
神戸三宮ツインタワービルは1期ビルの高さは163mで、2期はそれよりも低い。ツインタワービルならば同じ高さと思うが、ちょっと違和感を感じていた。
神戸市の資料では「Ⅲ期以降については、Ⅰ期・Ⅱ期と並行して将来需要をみながら具体化を検討」と記載されている。
これだけでは、現時点で何とも言えないが、もし2期と3期の敷地を一体化できれば1期ビルと同じ高さになるのではないか?
再開発の検討初期段階では、同じ高さのビルを2棟建設する計画で「神戸三宮バスターミナルツインタワー計画」と呼ばれていたのではないか?
その後、3期の再開発に時間がかかるとみて、2期を先行させる計画になったので1期ビルよりも低い2期ビル計画に修正されたのではないか?
2期ビルは2027年頃に解体着工する予定なので、その頃までに3期の再開発計画がまとめれば、2期と一体的に再開発される可能性もあると思う。